AI画像生成で猫を作ってみたものの、
「思っていた毛色と違う」
「顔だけの写真のようになる」
「背景がごちゃごちゃする」
と感じたことはありませんか?
そんなときは、難しい言葉をたくさん足すよりも、猫画像を構成する要素を順番に伝えることが大切です。
この記事では、初心者の方でも使いやすい猫画像プロンプトの基本テンプレートをご紹介します。
品種、毛色、年齢、しぐさ、背景、光、構図を組み合わせれば、作りたいイメージを少しずつ具体的にできます。
英語プロンプトを中心に紹介しますが、すべてを暗記する必要はありません。
まずはテンプレートをコピーし、変えたい部分だけを書き換えてみてください。
この記事は2026年8月時点の情報・AIモデルをもとに執筆しています。今後のアップデートにより、機能や生成結果が変わる可能性があります。
猫画像のプロンプトは「7つの要素」で作れます
猫画像を安定して作るコツは、猫そのものだけでなく、周囲の状況や見せ方まで伝えることです。
基本となる要素は、次の7つです。
| 要素 | 何を書くか | 例 |
|---|---|---|
| 1. 品種・猫の種類 | 品種、または毛柄 | British Shorthair、brown tabby cat |
| 2. 毛色・特徴 | 毛色、目の色、毛の長さなど | silver tabby coat, green eyes |
| 3. 年齢 | 子猫、成猫、シニア猫など | a three-month-old kitten |
| 4. しぐさ・表情 | 座る、眠る、見上げるなど | looking up with curious eyes |
| 5. 背景 | 場所、季節、身の回りの物 | on a sunlit wooden floor |
| 6. 光・雰囲気 | 自然光、夕暮れ、やわらかさ | soft morning light |
| 7. 構図・表現 | 画角、視点、写真風かどうか | eye-level shot, photorealistic |
この順番に沿って書くと、AIに「どんな猫を、どこで、どう見せたいか」が伝わりやすくなります。
そのまま使える基本テンプレート
まずは、次のテンプレートをコピーして使ってみましょう。
[ ] 角かっこ内だけを、作りたい内容に置き換えます。
A [age] [breed or coat pattern] cat with [fur color and distinctive features], [action or expression], in [background and setting], [lighting and atmosphere], [composition and camera angle], photorealistic, natural fur texture, realistic feline anatomy, high detail
日本語で意味を確認すると、次のようになります。
[年齢]の[品種または毛柄]の猫。[毛色・特徴]があり、[しぐさ・表情]をしている。[背景]の中で、[光・雰囲気]に包まれている。[構図・視点]で、フォトリアルに描写する。
英語が必ず有利とは限らず、画像生成AIによっては日本語でも自然に作れますが、品種名や撮影表現、構図の指定には英語の定番表現が使いやすいことがあります。
まずは完成形を1つ作ってみましょう
たとえば、「窓辺で外を見る茶トラの子猫」を作りたい場合は、次のように書けます。
A three-month-old ginger tabby kitten with soft striped fur and amber eyes, sitting quietly by a large window and gazing outside, in a cozy room with a wooden floor, soft morning sunlight, side profile, eye-level shot, photorealistic, natural fur texture, realistic feline anatomy, high detail
一度に完璧を目指す必要はありません。
最初はこのまま生成し、次に
「もっとアップで見たい」
「雨の日に変えたい」
など、1〜2か所だけを調整してみましょう。

7つの要素の書き方
1. 品種・毛柄を決める
猫種を指定したいときは、品種名を使います。
特定の品種にこだわらない場合は、毛柄で十分です。
a Maine Coon cat:メインクーンa Siamese cat:シャム猫a brown tabby cat:茶系のキジトラ猫a black and white tuxedo cat:白黒ハチワレ風の猫a calico cat:三毛猫
猫種を指定しても、耳や体格、毛の長さが期待どおりにならないことがあります。
その場合は、品種名に加えて特徴も書きます。
a Maine Coon cat with a large body, long fluffy fur, tufted ears, and a bushy tail
品種ごとの表現を探したいときは、当サイトの「世界ねこ図鑑」シリーズも是非ご覧ください

2. 毛色・年齢・目の色を加える
猫の印象は、毛色と年齢で大きく変わります。必要な情報だけを、短く加えましょう。
a tiny kitten:小さな子猫a young adult cat:若い成猫a senior cat:シニア猫with fluffy white fur:ふわふわの白い毛with a pale cream coat:淡いクリーム色の被毛with clear blue eyes:澄んだ青い目
年齢を細かく指定する場合は、a two-month-old kitten のように書けます。
ただし、月齢を指定しても、AIが正確に成長段階を再現するとは限りません。
幼さを強めたいときは、体の小ささや丸い顔など、見た目の特徴も添えるとよいでしょう。
a two-month-old kitten with a small round face, oversized ears, and soft baby fur
3. しぐさ・表情を決める
「かわいい猫」だけでは、ポーズが似通いやすくなります。
何をしている瞬間なのかを具体的に伝えてみましょう。
| 作りたいしぐさ | 英語表現の例 |
| 見上げる | looking up with curious eyes |
| 眠る | sleeping curled up peacefully |
| 伸びをする | stretching on the floor |
| 香箱座り | sitting in a relaxed loaf position |
| 毛づくろい | gently grooming its front paw |
| 窓の外を見る | gazing out the window |
| おもちゃで遊ぶ | reaching for a feather toy |
しぐさの表現を増やしたい場合は、当サイトの「猫の動作・仕草・表情プロンプト大全」や「AI猫しぐさ辞典」などを参考にしてください。

4. 背景は「場所+小物」で具体的にする
背景を指定しないと、AIが無地の背景や意図しない室内やインテリアを作ることがあります。
場所に加えて、その場らしい小物を1〜2個だけ入れると、情景が伝わりやすくなります。
- in a cozy living room with a wooden floor and a knitted blanket
- in a quiet garden surrounded by lavender flowers
- on a sunny café counter beside a small cup of coffee
小物を増やしすぎると、主役の猫が目立たなくなることもあります。
最初は「猫+場所+小物1つ」くらいから始めるのがおすすめです。
5. 光を指定して、写真らしさを整える
フォトリアルな猫画像では、光の指定が大切です。光は毛並みのやわらかさや、画像全体の雰囲気を左右します。
soft morning sunlight:やわらかな朝日warm afternoon light:あたたかい午後の光gentle window light:窓からのやさしい光golden hour light:夕暮れ前の黄金色の光soft overcast daylight:曇りの日のやわらかい自然光
初心者の方は、まず soft natural light または gentle window light がおすすめです。
強いドラマチックさを求めない限り、自然で落ち着いた猫写真風に仕上がりやすくなります。
6. 構図・カメラアングルを指定する
同じ猫・同じ背景でも、構図が変わると画像の印象は大きく変わります。
close-up portrait:顔まわりのアップfull-body shot:全身が入る構図eye-level shot:猫の目線の高さlow-angle shot:低い位置から見上げる構図side profile:横顔from behind:後ろ姿wide shot:背景まで見せる広い構図
全身を自然に描きたいときは、full-body shot を入れます。
顔だけの写真になりやすい場合は、背景や前足・しっぽの位置も添えてみてください。
full-body shot, the cat is standing on all four paws, with its tail fully visible
構図の引き出しを増やしたい方は、こちらの記事もご覧ください

7. フォトリアル表現を最後に加える
仕上げに、写真風の質感を求める言葉を加えます。
photorealistic, natural fur texture, realistic feline anatomy, high detail
まずはこの4語程度で十分です。
ただし、言葉を重ねれば必ず高品質になるわけではありません。
生成結果を見ながら、必要に応じて shallow depth of field(背景をやわらかくぼかす)などを追加しましょう。
目的別:コピペで使えるプロンプト例
ふわふわの子猫を作りたいとき
A two-month-old fluffy white kitten with pale blue eyes, sitting inside a small woven basket, looking up with curious eyes, in a bright cozy room with a wooden floor, soft natural window light, eye-level shot, photorealistic, natural fur texture, realistic feline anatomy, high detail

落ち着いた成猫の写真風画像を作りたいとき
A young adult gray tabby cat with green eyes, resting in a relaxed loaf position on a linen cushion, in a quiet living room with bookshelves in the background, warm afternoon light, side profile, photorealistic, natural fur texture, realistic feline anatomy, high detail

花のある屋外で猫を撮ったように見せたいとき
A calico cat with soft medium-length fur, walking slowly through a lavender field, surrounded by purple flowers, gentle summer breeze, soft overcast daylight, full-body shot at eye level, photorealistic, natural fur texture, realistic feline anatomy, high detail

うまくいかないときの直し方
生成結果がイメージと違うときは、プロンプトをすべて書き直す必要はありません。
気になる部分だけを、少しずつ具体的にします。
| 困りごと | 足してみる表現 |
| 顔だけの写真になる | full-body shot, with all four paws visible |
| 品種らしく見えない | 品種名に加え、耳・しっぽ・毛の長さ・体格を書く |
| 背景が散らかる | 小物を減らし、場所を一つに絞る |
| 猫の体が不自然 | realistic feline anatomy, natural sitting posture |
| 猫が小さすぎる | the cat is the clear main subject |
| 似たポーズばかりになる | しぐさと視点を具体的に変える |
改善は一度に一つだけ試すと、どの言葉が結果に影響したのかを確認しやすくなります。
複数の猫を描くときや、足・顔が崩れるときは、精度向上のコツやトラブル解決記事も参考にしてください。
まとめ:テンプレートから「うちの理想の猫」を育てよう
猫画像のプロンプトは、最初から完璧でなくても大丈夫です。
まずは、次の順番で猫を説明してみてください。
品種・毛柄 → 毛色・年齢 → しぐさ → 背景 → 光 → 構図 → 写真らしさ
テンプレートを土台にして、一度生成し、結果を見ながら一つずつ言葉を調整する。その繰り返しが、理想の猫画像へ近づくいちばん確かな方法です。
次は、作りたいテーマに合わせて「猫種」「しぐさ」「眠り姿」「季節の風景」などのプロンプト集を選んでみましょう。
