今日の「一日一猫」は、光と影のコントラストが際立つ、少し大人びた雰囲気の一枚です。

薄暗い廊下の片隅で、床に顔をぴったりと伏せて眠る黒猫。
いわゆる「ごめん寝」と呼ばれる特有の寝相ですが、漆黒のボンベイがシックな空間で行うと、愛らしさと同時にどこか芸術的な美しさを伴います。
周囲の暗闇に艶やかな黒い被毛が溶け込み、丸まった背中や耳の輪郭だけが、わずかな光を受けてシルエットとして浮かび上がっています。
顔を隠して外界の光や音を遮断し、自分の世界へ深く沈み込むように眠る、完全な休息の姿勢です。
奥にぼんやりと灯る温かな照明や、滑らかな床に反射する鈍い光が、この空間の静寂をより一層引き立てています。
クールで洗練された空気感と、猫の無防備な姿が同居する、静かで深みのある夜のひとコマをお届けしました。
