午後の陽ざしがレンガ通りをあたたかく染めるころ、黒白のハチワレ猫が砂利の上にちょこんと座っていた。
胸元と足先の白が、黒い毛並みに映えてなんとも上品。
だけどこの猫、ただのおすましさんじゃない。
カメラを向けた瞬間、ぺろっと舌を出して、まさかの決め顔。
その表情は、どこか誇らしげで、ちょっとお茶目。
通りすがりの人も思わず足を止めて、「あら、いい顔してるね」と声をかける。
猫はというと、まるでそれが当然かのように、尻尾をゆらりと揺らして応える。
影が長く伸びる時間帯、レンガの縁と砂利の質感が、猫の存在感をさらに引き立てる。
この猫、きっと今日も誰かの心に小さな笑いとぬくもりを残していく。
そんな午後のひとコマ。
撮るなら今だよ。舌、いい感じでしょ?

