ある日の午後、窓辺でのんびり昼寝をしていたキジトラ猫のミミ。
ぽかぽか陽気に包まれて、夢の中では大好きなカリカリが山のように積まれていた。
ところが、ふと目を覚ますと、目の前に見慣れない影が――。
思わず両前足で口を押さえ、
「にゃにゃっ!?」
と声にならない驚きの表情を浮かべてしまった。
実はその影の正体は、飼い主が新しく買ってきた大きな観葉植物。
風に揺れる葉っぱが、巨大な怪物の手のように見えたのだ。
心臓がドキドキするほど驚いたけれど、よく見るとただの緑の葉っぱ。
安心したミミは、ちょっと恥ずかしそうに耳をぴくぴく動かしながら、
「ふぅ…びっくりさせないでよ」
と小さくつぶやいた。
その後は、観葉植物の根元にちょこんと座り込み、まるで新しい友達を見守るようにじっと観察。
驚きの一瞬は、日常の中に小さなドラマを生み出す。
ミミの表情は、今日も飼い主の心をくすぐり、笑顔を運んでくれるのだった。
にゃにゃっ!? いまの影、怪獣かと思ったにゃ!

