雪原の静けさを切り裂くように、夜空が緑の光で揺れていた。
星々は瞬き、空を渡るオーロラは大地に柔らかな影を落とす。
その光の下に立つのは、純白のターキッシュアンゴラ。
透き通るような青い瞳は、遠い彼方を見つめている。
冷たい風が頬を撫でても、その姿は揺るがない。
雪に沈む足跡は、ひとつひとつが物語の始まりを告げる印のようだ。
光と影が交錯する世界で、猫はただ静かに立ち尽くす。
そこには孤独ではなく、宇宙と繋がるような確かな存在感があった。
オーロラの帯が流れるたび、白い毛並みは淡い緑に染まり、幻想的な輝きを放つ。
雪原と星空と猫、その三つが織りなす瞬間は、時を超えて心に刻まれる。
旅人のようなその姿は、見る者に「ここから物語が始まる」と告げている。
この光の道を進めば、きっと新しい世界に出会えるはずだニャ

