朝の光が、ふわりとカーテンをすり抜けてきた。
オレンジの毛並みがぬくもりを吸い込んで、白灰の子猫がそっと前足を伸ばす。
ふたりは、昨日の続きを始めるみたいに、何も言わずに向き合った。
「きのうの夢、覚えてる?」
そんな声が聞こえそうなほど、静かなやりとり。
触れた肉球の感触に、ちいさな安心が宿る。
部屋の奥では、誰かがトーストを焼いている。
遠くのほうで、洗濯機が回っている。
だけどこの場所だけ、時間が止まっているみたいだった。
オレンジの子猫が、ちょっとだけ首をかしげる。
茶白の子猫は、目を細めて応える。言葉はいらない。
ふたりのあいだにあるのは、昨日の記憶と、今日の光と、まだ知らない明日の気配。
それを、ひとさじずつ確かめるように、そっと前足を重ねた。
右の子:ねえ、きみの肉球、すこし冷たいね
左の子:うん、でもきみのは、あったかい

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