母猫は胸の奥で小さな命を抱きしめていた。
子猫の背中はふわふわの毛に包まれ、安心したように小さな体を預けている。
母猫は目を細め、静かに鼻先を子猫の頭に寄せる。
外の世界はまだ広くて知らないことばかりだけれど、この胸の中だけは安全で、あたたかく、心地よい。
子猫は小さな耳をぴくりと動かしながら、母の鼓動を聞いている。
母猫の前足は柔らかく子猫を包み込み、守るように寄り添っている。
光はやわらかく差し込み、二匹の毛並みを優しく照らす。
時間が止まったような静けさの中で、親子の絆は確かに育まれていた。
見ている人の心にも、安心とぬくもりが広がっていく。
母猫:ここにいれば大丈夫よ
子猫:おかあさんの胸がいちばん安心する

