ふわりと揺れる掛け布団の端に、小さな前足が必死にしがみついている。
子猫はまだ体のバランスをうまく取れず、爪を立てて布に頼るしかない。
布団の向こう側には、未知の世界が広がっているようで、目をきょろきょろと動かしながら状況を探っている。
落ちてしまうかもしれない不安と、探検心が入り混じった表情は、子猫ならではの愛らしさだ。
柔らかな室内の光がその毛並みを照らし、影の中に小さな決意を浮かび上がらせる。
布団の上は安全地帯、でもその端は挑戦の舞台。
小さな冒険者は、今日も自分の世界を少しずつ広げていく。
見守る人間にとっては、ただの布団の端にすぎない場所も、子猫にとっては心躍る冒険の入り口なのだ。
落ちないぞ!ぼくの冒険はここから始まるんだ!

