ぴったり、ぴたっと、ふたりの距離

木の床の上で寄り添う2匹の茶トラ子猫。1匹は目を閉じ、もう1匹は優しく見つめている。耳を立て、穏やかな距離感で静かに向き合っている

ふたりは朝からずっと一緒にいる。

遊ぶときも、眠るときも、毛づくろいの順番も、なんとなく決まっている。

今日は少しだけ静かな時間。木の床の上で向かい合って、鼻先がぴたりと重なった。

どちらが先に動いたのかはわからない。

気づいたら、目と目が合っていた。

耳はぴんと立ち、しっぽは床に沿って落ち着いている。

ふたりの間には言葉がなくても、伝わるものがある。

片方が少しだけ首をかしげると、もう片方も同じように傾ける。

その動きが面白くて、ちょっとだけ笑いそうになる。

でも笑わない。今はこの距離を保ちたい。

鼻先が触れているだけなのに、心の中ではいろんなことが巡っている。

次に何をするか、どこに行くか、誰が先におやつを見つけるか。

全部ふたりで決めればいい。

この瞬間が終わっても、またすぐに始まる。

ふたりの距離は、今日もぴたっと整っている。

ねえ、今なに考えてた?

室内の柔らかな光の中で鼻先を合わせる2匹の茶トラ子猫。対称的な構図で向き合い、目を開けたまま互いを見つめている。背景はややぼかされている
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この記事を書いた人

猫好き・旅好きでAI画像生成に夢中。地方をICTでつなぐサイト「たかみかん」を運営中。日常の小さなきらめきをすくいあげています。気づけば「猫、みかん、ICT」この3つで暮らしが回っています。

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