朝のやわらかな光が差し込むリビング。
木の床を、ふわふわの小さな背中がとことこ進んでいく。
スコティッシュフォールドの子猫は、まだ短い足を一生懸命動かしながら、未知の世界へと歩みを進めていた。
しっぽは軽く上向きにカーブし、好奇心のアンテナのように揺れている。
床の先には、カーペットの境界線。
そこを越えれば、また新しい匂いや音が待っている。
耳をぴくりと動かし、足取りを少しだけ速める。
背中越しにも伝わってくるのは、冒険心とわずかな緊張感。
振り返ることなく前へ進むその姿は、小さな探検家そのもの。
部屋の奥に広がる景色は、子猫にとっては大きな世界。
今日もまた、小さな足跡がひとつ、家の物語に刻まれていく。
よーし、今日はあっちまで行ってみようっと!

