穏やかなはずだったリビングの床が、一瞬にしてカオスな空間へと変貌しました。
ラグの上で横たわっていた大型犬の周りに、遊び盛りの子猫軍団がどこからともなく大集合。
あっという間に逃げ場のない完全包囲網が敷かれています。

茶トラ、三毛、キジトラ、黒猫、白猫と、色とりどりの小さなエネルギーの塊たちが、大きな犬の体をアスレチック代わりにして遠慮なくよじ登り始めました。
太い前足にしがみつく子、背中を陣取る子、そして至近距離で顔を覗き込んで「構って!」と猛アピールする子。
四方八方からの無邪気すぎる同時多発的な要求に対し、同居の大型犬は完全にフリーズしています。
白目を見開いたその表情からは、この予期せぬ事態の処理に追いつかず、完全に戸惑っている様子がはっきりと読み取れます。
少しでも動けば小さな子猫たちを振り落としてしまうためか、身動き一つ取れずにただひたすらこの嵐が過ぎ去るのを待つ構えです。
無邪気な子猫たちと、優しさゆえに硬直する大型犬が織りなす、賑やかで少しシュールなリビングの一コマでした。
