窓辺の明るい光が入る部屋に置かれたキャットタワー。
その一番上にある丸いステージで、手のひらサイズのティーカップキトンが深い眠りに落ちています。
最初はステージの中央部分にすっぽりと収まり、顔の下に前足を折りたたんで、丸い輪郭を保ったまま規則正しい寝息を立てていました。
淡いシルバータビーの縞模様と小さな耳が、白い起毛素材のベッドによく映えています。

それから数十分後、様子を確認すると、寝る位置が大きく移動していました。
どうやら熟睡したまま無防備に寝返りを打った結果、体の下半分が完全にステージの縁から外へと押し出されてしまったようです。

後ろ足と長いしっぽは完全に空中に投げ出され、鮮やかなピンク色の肉球が下を向いています。
重力に従って今にも滑り落ちそうな体勢ですが、当の本猫は目を覚ます気配が全くありません。
顔と前足のわずかな面積だけで辛うじてタワーの縁に引っかかり、完全に脱力したまま眠り続けています。
小さな体ゆえの身軽さと、危機感の完全な欠如が同居する、ヒヤヒヤの瞬間でした。
(※このあと、中央の安全な位置へ戻しました)
