みなさんこんにちは😸
AIを使って可愛い猫の画像を作るのって楽しいですよね。
しかし、理想のポーズを求めるあまり、指示を細かくしすぎて、とんでもない化け猫を生みだしてしまったことは、一度や二度ではありません。
今日はそんな
「……何じゃあ、こりゃあ!」
という失敗談をご紹介いたします。
- 最新情報について:この記事は2026年6月時点の情報・AIモデルをもとに執筆しています。今後のアップデートにより、機能や生成結果が変わる可能性があります。
- 画像の再現性と一貫性について:本記事の画像は、実在しないAI生成イメージです。実在の猫の目の色や個体差を示すものではありません。
- プロンプトについて:紹介したプロンプト(指示文)は、全く同一の画像が生成されることを保証するものではありません。AIとの一期一会の出会いをお楽しみいただき、ご参考としてお使いください。
AIに「思いっきり伸びるへそ天猫」をお願いしたら…
先日(2026年6月7日)、猫の「へそ天」ポーズばかりを集めたAI画像生成プロンプト集を公開しました。

この中に、仰向けになってお腹を見せ、自然に伸びをしているアビシニアンのシーンがあります。
本番では成功画像を載せていますが、実は制作過程で
胴体や足が不自然に長〜く伸びた化け猫
になってしまいました。
まずは、その衝撃の「失敗作」をご覧ください。

「……何じゃあ、こりゃあ!」
胴体も後ろ足も限界突破してビローンと引き伸ばされ、顔の角度も相まってかなりシュールな「化け猫」っぷりです。
実は、AIが猫の体をこのように不自然に長く出力してしまう原因は、プロンプト内の特定の英単語が引き起こす「意味の重複」と「過剰な強調」にあります。
今回は、このアビシニアンの生成失敗例をもとに、AIが暴走してしまう理由と、自然で可愛い猫を生成するための改善のコツを解説します!
失敗の原因:なぜAIは猫の体を異常に長くしてしまったのか
先ほどの失敗画像を生成したプロンプトがこちら。
Hyper-realistic action photo of an adult Abyssinian cat lying on its back belly up, wide awake and doing a massive full-body stretch with its legs extended. Athletic body, indoors on a modern bed, morning sunlight, 8k.
失敗したプロンプトの中で、特に「悪さ」をしていたのは以下の3つの要素の組み合わせでした。
1. massive full-body stretch(大規模な全身の伸び)
最大の原因はコレです。massive(巨大な、大規模な)という強い修飾語が「伸びの動作」にかかってしまったため、AIが「限界を超えて体を長く引き伸ばさなければならない」と真面目に解釈してしまった結果、物理的な変形(過剰な延長)を引き起こしました。
2. legs extended(足を伸ばした状態)
すでに full-body stretch で「全身を伸ばす」という指示が出ているにもかかわらず、さらに「足を伸ばす」という指示が重複しています。
AIは要素をそのまま足し算で描写しようとする傾向があるため、結果として手足のパーツが異様に長くなってしまいました。
3. Athletic body(引き締まった体)
アビシニアンはもともと「フォーリン・タイプ」と呼ばれる、細身で手足が長いスマートな体型を持つ猫種です。
AIのベースモデルが持っている「アビシニアン=細長い」という特徴に対し、Athletic body という言葉を追加したことで、スリムさが過剰にブーストされてしまいました。
自然な骨格のアビシニアンにするプロンプト改善のコツと成功例
AIに自然な骨格(骨格的破綻のない状態)を維持させるためには、強い強調表現を削り、より自然な動作としてシンプルに指示を出すことが有効です。
先ほどの失敗を踏まえてプロンプトを修正し、再生成した大成功の画像がこちらです。

Hyper-realistic photo of an adult Abyssinian cat lying on its back belly up, stretching naturally. Indoors on a modern bed, morning sunlight, 8k, anatomically correct.
うってかわって、本当に自然で愛らしいへそ天になりましたね!
アビシニアンらしいしなやかさを保ちつつ、骨格に無理のない「ふかふかのベッドでリラックスする猫」が完璧に表現されています。
- シンプルな表現に変更:
massive full-body stretch with its legs extendedのような盛った表現をやめ、stretching naturally(自然に伸びをしている)というシンプルな表現に置き換えました。 - 過剰な体型指示を削除: 種族特有の過剰な細長さを防ぐため、
Athletic bodyを削除しました。アビシニアンと指定するだけで十分です。 - 破綻を防ぐ魔法の言葉を追加: 自然な骨格を維持させるための指示語として
anatomically correct(解剖学的に正確な)を追加しました。これはAIの構造破綻を防ぐのにとても有効なワードです。
まとめ
AI画像生成は、自分の理想に近づけようとして修飾語をどんどん足してしまうと、AIが「全部盛らなきゃ!」と頑張りすぎてしまい、かえって不自然な結果を招くことがあります。
- 意味の重複を避ける(「全身伸びる」+「足伸ばす」はNG)
- 過剰な修飾語を控える(massiveなどは要注意)
- 「anatomically correct(解剖学的に正確な)」を活用する
言葉の選び方ひとつで、出力される世界はガラリと変わります。
もしAIで動物を生成していて「手足が多すぎる」「体が長すぎる」といった骨格の崩れに悩んだら、一度プロンプトをシンプルに引き算してみてくださいね!

