デボンレックスだけ耳が消える!?AI猫画像生成で起きた“別タイプの片耳欠損”とその解決策

「まるで妖精さん🧚✨ 大きな耳とウェーブヘアがお洒落な猫ちゃん、窓辺で優雅にアンニュイなひととき🌿」A Devon Rex cat with distinctive curly fur and large ears sitting calmly on a knitted cushion near a window. Soft natural light highlights the texture of its coat against a blurred living room background. 窓辺のニットクッションの上に静かに座る、縮れた毛並みと大きな耳が特徴的なデボンレックス(またはレックス種)の猫。柔らかな自然光が独特のコートの質感を際立たせている
⚠️あらかじめご了承ください

この記事は2026年1月19日時点の情報・AIモデルをもとに執筆しています。今後のアップデートにより、機能や生成結果が変わる可能性があります。

【閲覧にあたっての注意点】

  • 画像の再現性と一貫性について: 本記事の画像は、実在しないAI生成イメージです。
  • プロンプトについて: 紹介したプロンプトは、全く同一の画像の生成を保証するものではありません。ご参考までにお使いください。
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イントロ:順調だったはずなのに、なぜか一匹だけ…

先月、「キラキラした目で見上げる子猫の横顔」をテーマに、同じ基本プロンプトで品種を入れ替えながらAI画像生成をしていました。

アメリカンショートヘア、ブリティッシュ、ベンガル……

どれも問題なく、いい感じ。

ところが――

A cream-colored Devon Rex kitten sitting indoors and looking upward with a bright, curious expression, shown in side profile. One ear is clearly visible and in focus, while the other ear is missing due to an image generation error, illustrating a failed example of incomplete ear rendering. Soft warm indoor lighting and a simple background. 室内で上を見上げる、好奇心あふれる表情のクリーム色のデボンレックスの子猫の横顔。片方の耳ははっきりと写っている一方、もう片方の耳が画像生成エラーにより欠損しており、耳の描写が不完全になる失敗事例を示している。柔らかな暖色系の室内光とシンプルな背景
DALL・Eで生成

なんじゃこりゃぁあ!!! 

デボンレックスだけ、何度やっても両耳が描かれない!?

角度も問題ない。

フレームにも余裕がある。

他の品種では成功している。

「……何でや!!!」

これまで紹介してきた“片耳欠損”とは少し違う

実は、ねこだてで以前、AI猫画像生成で起きがちな「片耳が欠ける問題」を紹介しました。

多くの場合、

  • フレーミングがきつい
  • 横顔の角度が極端
  • 奥側の耳が隠れる

といった、空間配分のミスが原因です。

ところが今回のデボンレックスは、それらの条件をすべてクリアしていました。

それなのに、何度試しても片耳が欠けてしまう。

リトライ(いわゆるガチャ)でも改善しません。

不完全な描写になるケースもありました

A cream-colored Devon Rex kitten sitting indoors and looking upward with a curious expression. The side profile of the kitten’s head and upper body is visible under soft warm lighting. One ear is clearly standing upright, while the other ear is incompletely rendered and appears partially missing due to a generation error, making this image an example of a failed depiction. 室内で座り、好奇心のある表情で見上げているクリーム色のデボンレックスの子猫。頭部から上半身までの横向きの姿が、柔らかな暖色の照明で写っている。片方の耳ははっきり立っている一方、もう片方の耳は生成ミスにより描写が不完全で、一部欠損しているように見える失敗事例の画像
DALL・Eで生成

原因:デボンレックス特有の「概念バイアス」

今回の原因は、

品種特有の特徴とAIの解釈が噛み合ってしまったこと

です。

デボンレックスは、

  • 耳が非常に大きい(かつ、耳の付け根が低く、横に張り出す)
  • 頭部が小さい
  • 特徴的なシルエットを持つ(被毛が短く、輪郭が強調されやすい)

猫種です。

AIはこの特徴を強く認識しているため、

「横顔 × 上を見上げる × 耳を強調する指定」

が重なると、

耳は画面からはみ出すもの

強調されていない片耳は省略してよい

と“思い込んで”しまうことがあります。

この結果、奥側の耳を「見えない」ではなく「存在しない/欠けている」と判断し、誤った画像を生成してしまったのです。

これが単なる構図ミスではない、

AIの先入観(概念バイアス)による空間配分エラー

なのです。

当然ながら、この事象はAI側の意図的な表現、ましてや、デボンレックスという品種そのものを差別しているわけではありません。

なぜリトライしても直らなかったのか

通常、DALL·Eでは何度か生成し直すことで問題が解消するケースが多いです。

しかし今回は、

  • 毎回同じ方向に失敗する
  • 他品種では再現しない
  • 構図を変えても改善しない

という特徴がありました。

こうなると、

AIが「自分は正しい」と確信して間違えている

状態に陥っています。

この場合、ガチャを回し続けてもなかなか改善しません。

対策:指定を“強める”のではなく“整理する”

今回有効だった対策は、とてもシンプルです。

耳を強調しすぎない。

基本プロンプトに含まれていた「片耳を強調する指定」を見直し、

  • 耳の優先順位をつけない
  • 代わりに「両耳がフレーム内に収まっている」ことを明示

することで、安定して生成できるようになりました。

改良プロンプト例(デボンレックス向け)

A single small kitten Devon Rex, Cream sitting indoors, looking upward with a bright, curious expression. The kitten’s ears are fully visible and contained entirely within the frame. The mouth has a slight upward curve at the corners, giving a soft, attentive look. The full side profile of the kitten’s head and upper body is clearly visible, with no objects or other animals obscuring it. Soft warm indoor lighting, detailed realistic fur texture, simple and unobtrusive background.

日本語訳:室内で座って、目を輝かせながら上を見上げている、小さなデボンレックスの子猫(クリーム色)を1匹。子猫の耳は、自然なバランスで両方ともはっきりと見えており、どちらの耳もフレームの中にきちんと収まっています。口元は口角がわずかに上がった、やさしく注意深い表情です。子猫の頭から上半身にかけた横顔が、遮るものなくはっきりと見える構図になっています。やわらかく暖かい室内光で、毛並みの質感はリアルで細部まで描写され、背景はシンプルで主張しすぎないものにします。

変更点は「耳の扱い方」だけ。

品種指定や雰囲気は変えていません。

英文プロンプトでは、「耳を強調する」のではなく「両耳がフレーム内に自然に収まっている状態」を明示しているのがポイントです。

結果がこちら。

「見上げるその先には、きっと楽しい予感。デボンレックスの小さな好奇心、全開です🐾」A cream-colored Devon Rex kitten sitting indoors, looking upward with a bright and curious expression, softly lit by warm indoor light. 室内で座り、明るく好奇心いっぱいの表情で見上げるクリーム色のデボンレックスの子猫。やわらかな室内光に包まれている
DALL・Eで生成

まとめ:片耳欠損にも“種類”がある

今回の事象はデボンレックスが悪いわけでも、相性が悪いわけでもありません。

生成AI側の“耳が大きい・横顔・強調”という条件の組み合わせを過剰に解釈したことで発生した事故です。

今回の学び
  • 片耳が欠ける原因は1つではない
  • 空間の問題だけでなく、AIの思い込みが原因になることもある
  • リトライで直らないときは、指定の整理が有効

もし

「条件は完璧なのに、毎回同じ失敗をする」

そんなときは、

ガチャ不足ではなく、構造的なエラー

を疑ってみてください。

こういう不慮の事故が起きないように、プロンプトの工夫も必要だと痛感しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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「くるくる巻き毛にこのゆる〜いω口、反則級のかわいさ!見てるだけでほっとする、癒やし全開のデボンレックス子猫です🐈」A photorealistic close-up of a Devon Rex kitten with curly fur, softly smiling with a relaxed omega-shaped mouth, large ears, and gentle eyes. 巻き毛のデボンレックスの子猫のフォトリアルなクローズアップ。大きな耳とやさしい目、リラックスしたω口でほんのり微笑んでいる
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この記事を書いた人

猫好き・旅好きでAI画像生成に夢中。地方をICTでつなぐサイト「たかみかん」を運営中。日常の小さなきらめきをすくいあげています。気づけば「猫、みかん、ICT」この3つで暮らしが回っています。

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