両手の中にすっぽり収まるほど小さな二匹の子猫。
まだ頼りない体つきなのに、声だけは元気いっぱい。
青い瞳を輝かせながら、同時に口を開けて鳴く姿は、小さなステージで披露するデュエットのよう。
ひとりでは心細いけれど、隣に仲間がいると声も大きくなる。
そんな安心感が、ふたりの表情から伝わってくる。
指先にちょこんと乗せた前足は、観客に向けた合図のようで、見ている人の心を自然と和ませる。
背景はやわらかくぼかされ、子猫たちの存在感がいっそう際立つ。
小さな鳴き声が重なり合い、日常の中にちょっとした音楽会を生み出している。
手のひらに響く温もりと、無邪気なハーモニー。
その瞬間は、誰にとっても忘れられない小さな宝物になる。
右の子:ぼくたちの歌、ちゃんと聞こえてる?
左の子:うん!もっと大きな声でハモろう!

