小さな手のひらにすっぽり収まる二匹の子猫は、まだ世界の広さを知らない。
けれども瞳をきらきら輝かせ、声を張り上げる姿には、未来への期待がぎゅっと詰まっている。
ひとりでは心細いけれど、隣に仲間がいれば勇気が湧いてくる。
ふたりは同じリズムで鳴き、同じように爪をちょこんと立て、同じ景色を見つめている。
抱きしめる手の温もりに安心しながらも、「次はどんなことが待っているのかな」と胸を高鳴らせているようだ。
小さな体からあふれるエネルギーは、見ている人の心まで明るく照らす。
まだ頼りない声も、やがては力強い歌になる。
今日の鳴き声は、ふたりの冒険譚のプロローグ。
これから続く日々は、笑い声と小さな足音で彩られていく。
右の子:ねえねえ、次はどこに行こうか!
左の子:まずはごはん!それから探検だ!

