暖かな午後の日差しが差し込むベッドの上。
ふんわりとした毛布の隙間から、スースーと規則正しい小さな寝息が聞こえてきます。
そっと覗き込むと、キジトラの子猫が毛布を首元までしっかり被り、顔と右の前足だけを外に出して熟睡していました。
少しひんやりとした室内の空気に対して、毛布の下は心地よい体温で満たされているのが伝わってきます。
時折、ピンク色の小さな鼻先をヒクつかせ、夢の中で何かを追いかけている様子。
シャッター音にも全く動じる気配はなく、ただ静かに、深く沈み込むように眠り続けています。
すー……すー……毛布の重みがちょうどいいの……

数十分後、再び様子を見に戻ると、先ほどまで行儀良く丸まっていたはずの子猫が見事な「へそ天」状態にひっくり返っていました。
四本の足はバンザイをするように宙に浮き、赤茶色の小さな肉球が惜しげもなく披露されています。
毛布はすでに半分はだけており、お腹の柔らかい産毛が丸見えです。
警戒心など完全に忘却の彼方へ飛んでいったかのような、圧倒的な無防備さ。
口角が少し上がり、うっすらと笑っているようにも見えるその表情は、今の環境に対する絶対的な安心感を物語っています。
むにゃ……背中ぽかぽか……肉球の風通しも最高……

もしあなたのそばに、こんなふうに安心して眠る存在がいたら…それはきっと、何よりも大切な宝物。
今日もまた、ふわふわ毛布とやさしい光の中で、小さな夢物語が続いていきます。
