毛布の奥に、ひとつの静かな世界がある。
そこにすっぽりと収まっているのは、小さな子猫。
顔の半分を埋めるようにして、ピンクの鼻先をふわふわの毛布にそっと押し当てている。
耳はぴんと立ち、目はきゅっと閉じられ、「ここがいちばん」と言っているようだ。
部屋の空気はやわらかく、光は静かに差し込んでいる。
毛布の繊維がその光を受け止めて、子猫の毛並みと溶け合う。
時間は止まったように感じられ、外の世界の音も、気配も、ここには届かない。
誰にも邪魔されず、誰にも見つからず、ただ安心だけが広がっている。
この一瞬を切り取った写真には、言葉よりも深い静けさが宿っている。
見ている人に何かを語りかけるわけではない。
ただ、そこにいる。
それだけで、十分なのだ。
この毛布、ぼくの顔のかたちにフィットしてるんだよね〜

