殺風景なダンボール箱の底に敷かれた、青と白の花柄マット。
現在、この四角く区切られた空間が、七つ子の赤ちゃん猫たちの専用ルームとして機能しています。
茶トラ、三毛、ハチワレ、黒猫、白茶と、見事に毛色がバラバラな七匹のきょうだいたち。
まだ視力が完全に発達していない時期特有の、青みを帯びた「キトンブルー」の瞳をぱっちりと開き、上から覗き込むカメラのレンズを一斉に見つめ返してきます。
箱の隅に身を寄せる子もいれば、中央で堂々と香箱座りをする子もおり、すでにそれぞれのパーソナルスペースが決まりつつあるようです。

真上から俯瞰して撮影すると、限られたスペースの中に七匹が隙間なく密集しているのがよくわかります。
お互いの背中やお腹に顎を乗せ、短い手足を複雑に絡ませ合いながら、小さな体温を効率よく共有しています。
一匹が寝返りを打てば隣の子も連動して姿勢を変える、物理的な運命共同体。
頑丈な紙の壁と柔らかなマットに守られながら静かに成長の時を待つ、赤ちゃん猫たちの記録です。
