庭の片隅にある低いコンクリートの壁。
その角に小さな子猫が挑戦するように前足をかけている。
後ろ足はまだ地面に届かず、宙に浮いたまま。
必死に爪を立ててしがみつく姿は、頼りなさと勇気が同居しているようだ。
耳は少し後ろに傾き、目は真剣そのもの。
小さな体で「登りたい」という気持ちを全身で表している。
壁の向こうには、柔らかな光に包まれた庭が広がっている。
緑の芝生や黄色い花々が風に揺れ、子猫を応援しているかのように見える。
ほんの数センチの段差が、子猫にとっては大きな試練。
それでも諦めずに前へ進もうとする姿は、見る人の心を温かくする。
この一瞬は、ただの遊びではなく、小さな冒険の記録。
小さな背中に宿る決意と無邪気さが、写真の中で輝いている。
…あとちょっとでヒーローにゃ!

