ひかりのすきまに、ぼくがいる

Horizontal black and white photo of a kitten peeking through blinds, with bold light and shadow stripes highlighting one expressive eye. 横長構図で白いブラインド越しに覗く子猫。顔に光と影の縞模様が走り、片目が印象的に浮かび上がるモノクロ写真

午前10時。

部屋の中に差し込む光が、白いブラインドの隙間から静かに広がっていた。

誰も気づかないと思っていたその場所に、ひとつの視線が潜んでいる。

細く開いたスリットの奥から、小さな顔がそっと現れる。

耳をすませば、外の音が遠くに聞こえる。

けれど、彼の世界はもっと近くにある。

光の線が顔を横切り、影が輪郭を縁取る。

その瞳は、何かを探しているわけでも、何かを訴えているわけでもない。

ただ、そこにいる。

静かに、確かに。

誰かが通りかかると、少しだけ顔を引っ込める。

でもすぐにまた覗く。好奇心は、隠れたり現れたりする。

その繰り返しが、彼の日常。

ブラインドの向こうに広がる世界は、まだ知らないことばかり。

それでも、今日も彼はそこにいる。

光のすきまに、そっと。

ここ、ぼくの観察ポイントなんだ。誰にも教えないよ

A curious kitten peers through white blinds, with dramatic sunlight casting striped shadows across its face. Black and white, sharp focus on one eye. 白いブラインドの隙間から覗く子猫の顔に、強い日差しがストライプ状の影を落とす。片目に焦点を合わせたモノクロ写真
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この記事を書いた人

猫好き・旅好きでAI画像生成に夢中。地方をICTでつなぐサイト「たかみかん」を運営中。日常の小さなきらめきをすくいあげています。気づけば「猫、みかん、ICT」この3つで暮らしが回っています。

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